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お久しぶりのK-pop講座 ラストOST編

随分ご無沙汰しています。
初めてプサンへ行ってきました、2カ月前…(って!)。
のんのんさんとぐるプサ+釜山映画祭の取材で。
その報告もすっかり遅れているのですが、
その前にどうしても片付けておかなければならない事が。
そうです。私の担当K-pop…その講座の最終回。
途中日韓文化比較みたいになっていたK-pop講座ですが、
最後はドラマのOST(オリジナル サウンド トラック)編です。

第1回目の講座「バラード」のときバラードの帝王シン・スンフンさんが
OSTに参加した初の大物歌手だと学びましたが、
韓国ではOSTはあくまでもドラマをもり立てるバックミュージックであって、
CDはあるけれど、それほど売れる事はなかったんです。
そもそもOSTの歌手は「顔のない歌手」と呼ばていました。
外見の美しさを重要視する韓国で、歌はうまいけれど、見た目が今ひとつな(失礼な話ですが…)歌手が多くOSTに参加していたんですね〜。
それが韓流ブームで、「冬のソナタ」が大人気。OSTも売れに売れ、
テーマソングを歌ったリュウさんも韓国では人気がなかったのに、
日本の冬ソナブームで一躍人気ものに。
この流れをうけ、OSTにアイドル、大物歌手が参加するようになってきました。

私のオススメは、ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」のOST。
ドラマは小説「成均館儒生たちの日々」が原作で女人禁制の成均館に男装して入学したユニとそこで出逢った学友とのドキドキないろいろ…。韓国ドラマ初出演のJYJ、ユチョンが主演したことでも話題でした。
OSTにはもちろん、このJYJのユチョン、ジュンス、ジェジュンの3人が参加。テーマソングやソロで素敵な歌声を披露していて豪華なOSTに仕上がっています。

今回、韓国ドラマの事でおもしろい話を先生にお聞きしました。
韓国ではドラマは「だからどうなったか」ということが重要で、結末がはっきりしないといけないようです。曖昧はダメなのね…。
そして主人公はどんな状況にあっても、一途な愛をつらぬくのが王道なんですって。
色んな困難な中、他の人に愛されても最終的には主人公は一途に一人の人を想いつづける!
「花より男子」は花沢類(ジフ)の方が絶対幸せになれるはずなのに、道明寺(ジュンピョ)を想い続けるつくし(ジャンディ)。
韓国で視聴率高かったのもうなずける…。
反対に「バリでの出来事」はそれを覆す内容で大反響を巻き起こしたそうですよ。

さて6回のK-pop講座は今回で終わりです。
脱線した回もありましたが、とても楽しい講座でした。
この講座は定期的に募集しています。「ポジャギ」など他の講座もあります。
詳しいことは韓国観光公社「KOREA PLAZA」で。
http://visitkorea.or.kr/jpn/MA/MA_JA_9_1_2_1.jsp

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