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プサン(釜山)

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気になるミッパンチャン~ずらっと並ぶおかずあれこれ。

20160706-1467768321.jpg 韓国の食堂でうれしいのは、テーブルにいっぱい並ぶ「おかず(밑반찬・ミッパンチャン)」ですね。韓国ビギナーのころは、「え!?頼んでないよ・・・」「お金取られるのかな・・・」とどきどきしてたら、食堂のアジュンマ(おばちゃん)から「何、言ってんだか、早く食べなさい!」って笑われたものです。小さなお皿にちょこちょこと盛られたおかず。いろんな味、いろんな歯ごたえ、いろんな調理法、それに栄養も考えられていたり・・・しかも、おかわりができる!という・・・ほんと、いい習慣だなー。

20160706-1467768328.jpg 韓国では人と会ったとき「こんにちは(안녕하세요・アンニョンハセヨ)」とあいさつするほか、「밥 먹었어요?(パプ モゴッソヨ)」って言ったりするんですよね。最初、韓国の年上の方々にそういわれて、単にごはんに誘われているのかな、と思っていたんだけれど、これは、韓国で貧しい時代が長かったので、相手の人がおなかがすいていないか、と気遣うあいさつなんですってね。いいことば、だと思うのだ。
 ちなみに、のんのんは「食べましたよ、パン、食べました」って言うと当時、韓国のおじいちゃんからは「それは、食事じゃないーーおやつだー」と食堂に連れていかれ、「けさはおかゆを食べました」と言ったら「それは、食事じゃないーー病気の人が食べるものでしょーー」とまた食堂に連れて行かれる、というのを繰り返し・・・「いえ、食べていません!」とおじいちゃんたちと一緒に朝ごはんを食べる、ということになったものです・・・なつかしいなー楽しかったなぁ。

20160706-1467768334.jpg ところで。こうしたおかず、だいたいは家庭料理、おうちで作るものなんだそうで、日本もそうだけれど、それぞれの家庭にそれぞれの味があるんだよね。同じ年頃のお友だちのおうちの冷蔵庫を覗かせてもらうとタッパーにキムチやらおかずが何種類も入っていて、うらやましい思いをしました。「お母さんが作って持ってきてくれるんだよ」って。そのおかずを、食卓にちょこちょこ並べて、ごはんにテンジャンチゲ(韓国のお味噌汁)でごはん。日本でも最近、常備菜を作るおうちが多いみたいだけれど、おうちごはんがやっぱりいいなぁと思うこのごろ。ちゃんとごはんを食べる大切さ、って韓国に何度も言っておいしい韓国ごはんを食べて、改めて実感したのんのんです。

ちなみに・・・

20160622-1466557039.jpg 市場やスーパーでもこの韓国のおかず・ミッパンチャンが売られているだよ。量り売りが多いかな。ラップでくるんでくれたり、ビニール袋やタッパー(別売り)にしっかり入れてくれるので、汁漏れの心配もなし!韓国ごはん、おいしかったなー、日本のおうちでも食べたいなーと思った人はぜひぜひ、市場などのお店(ミッパンチャン・カゲ)もチェックしてみてね。

屋台でチャジャミョン、食べてみた!

 大好きな韓国のチャジャミョン(ジャージャー麺)。プサンに行ったら必ず、買ってるものね。なので、今回ももちろん、マート(スーパーマーケット)で買うんだけれど・・・その前に・・・夜にホテルに戻る途中、ふらふらと屋台に寄っちゃった^^; 酔ってましたしね(笑)。

20160622-1466557028.jpg おうちでの作り方は前にご紹介した通り(→コチラ)。屋台で食べると違うのかな、と好奇心もあって、アジュマの手元をじーっと見ていたら、ちょっと不審がられたけれどね。作り方は一緒だね。麺と乾燥野菜を茹でて、茹で上がったらお湯を捨てて、粉末ソースとオイルを入れてよーく混ぜる。たくわんと一緒に出てきました。3500ウォン・・・うは。高っ。

・・・酔いがすっかりさめました、とさ。

世界最大!新世界百貨店のデパ地下でごはん

20160304-1457066900.jpg センタムシティにある世界最大の百貨店といわれる新世界百貨店。何と比べていいのか想像すらつきませんが・・・延床面積29万㎡で2009年にギネス認定を受けたそうです。確かに、いわゆるデパートのほか、スパがあったり、アイススケートリンクがあったり、映画館や文化ホールまであるので1日いてもまわりきれないほどの楽しさです。そんな百貨店の地下・デパ地下にはおなじみの大型スーパーe-mart(イーマート)も入っているほか、お惣菜やお菓子、ワインにキムチに朝鮮人参などなどいろーんなものが売られています。もちろん、そのフロアもいいんですが、きょうはその横にある「フードホール」!フードコートに行ってきたお話です。

20160304-1457066915.jpg このフードホールには麺や定食などのお店がいくつか並んでいて、それぞれの店(カウンター)で注文。そうすると写真のような「呼び出し機」を渡されます。これはカフェなどでもよく見ると思うんですけれど、準備ができたら「ピピーーピピーー」って鳴って教えてくれるものですね。それぞれのお店には写真入りのメニューがあるので、韓国語がわからなくても注文はできそう。ただ、のんのんが行ったときはちょうど週末、ということで激混み!バタバタしてましたので、注文するのもなんだか急かされた感じでしたね。

20160304-1457066924.jpg 「冷麺?ビビンパ?定食??辛い物、食べるかなーうーむ、うーむ」とお店をぐるぐるうろうろ、迷いに迷って、えいっと!注文完了!とっても混んでいるから20分ぐらいかかりますーと言われたので、その間、ジューススタンドで人参&りんごジュースを買ってデパ地下をうろうろ。デパ地下には必ずあるジューススタンドもおすすめです。前はプサンで「生ジュース」というと、えええ!!!やーめーてーーーというぐらいお砂糖をたーんまり入れてたんですね。野菜&果物&大量の砂糖・・・でも、最近は本当にフレッシュでおいしいジュースがいただけます(もちろん、砂糖はなし)。だいたい5000Wぐらいまでなので、ぜひぜひ、お試しくださいね☆

20160304-1457066933.jpg 生ジュースでひといき、ふぅ、っとしたところで「ピピーー」と呼ばれました。のんのんがこの日、注文したのは「ビビン麺(비빔면)」。辛い冷麺です。「ビビン」というのは、「ぐるぐるプサン」(書肆侃侃房・刊)でもお話したことがありますが、韓国語で「混ぜる」という意味なんですね。だから、「ビビン・パッ」とか「混ぜる+ごはん」という意味で、よーく混ぜて食べるとよりおいしい!ってものなんです。プサンではだいたい3500~6000Wぐらいが「ビビン麺」の相場かな。

20160304-1457066942.jpg ぐちゃぐちゃ混ぜるとこんな感じ。普通に韓国の食堂で食べるものだからこのビビン麺、韓国人レベルで辛かった!最初は「からーい」って言いながらも余裕で食べてたけれど、途中から「いたーい」って感覚に変わったものね。しかも、どこが痛いのかわからない感覚。辛いから水を飲んでも痛く感じるし・・・でも、この辛さってどうしてクセになるんでしょ。痛いくせに、やっぱりぱくぱく・もぐもぐ食べちゃって完食。しばらく口を「はーはー」させてたけれど、デパートを出るころにはすっかり忘れてましたね・・・^^;

 このビビン麺は、インスタント麺でも売っていて、夏のお昼ごはんなどにおすすめです。麺をゆでて、ついている辛いソースを混ぜればできあがり(カンタンすぎる!)。きゅうりの千切りや錦糸卵などいわゆる「冷麺」のトッピングなど合わせると最高です。うーん。また、食べたくなってきた。

朝ごはんはやっぱりスープ!~ソウルカットギ(南浦洞)

20160204-1454550638.jpg プサンでホテルなどに泊まるなら南浦洞をチョイスすることが多いのんのんですが、それならば、朝ごはんはやっぱり「汁物」ってなりますよ。しじみスープにするか、お肉のスープにしようかなーと考えて、だいたいソルロンタンとコムタンの有名店「ソウルカットギ」(서울깍두기)に行くことが多いかな。場所もいいし、早朝から開いているからね。しかも一人でも、誰かと一緒でも入りやすいしね。

 それにしても、いつもソルロンタン(설렁탕)とコムタン(곰탕)、どちらにしようかな、と悩んじゃいますね・・・どちらも1万Wとお値段は一緒なんだけれど。

 ソルロンタンとコムタン、どちらも「牛」ベースのスープなんですけれど、ソルロンタンは「牛骨」スープ、コムタンは牛骨が入っていないスープのことを言うそうです。見た目では、ソルロンタンは白濁、コムタンは透明なスープで、ソルロンタンの方があっさりしているかな。

 どちらも牛肉やあちこちの部位を大きな鍋でぐつぐつ煮込んむスープですが、ソルロンタンは途中で肉などは取り出して、最終的に骨だけをずっと煮続けることで骨髄までが溶け出して白濁した滋養たっぷりのスープになります。お店ではほとんど味付けもせずに出てくるので、そのまま食べてもそう、おいしくはないんです。そこで、テーブルにある塩などで自分好みの味付けをします。特にカットギ(大根キムチ、깍두기;読み表記にいつも悩みます「カクトゥギ」「カクトギ」・・・)が合うようです(だから、店名に「カットギ」がつくのかな)。

 一方、コムタンは骨以外の牛肉やあちこちの部位を大鍋でぐつぐつ。ちょっと濃厚で、少し、ですが脂っこさも感じるスープになります。お店で出てくるときはちょっと味付けされていて、そのまま飲んでもまぁ、おいしい。もちろん、自分好みの味付け・カスタマイズは必須ですけれど。

 で。この日も結局、コムタンをチョイス。少しこってり、が九州人には合うようで(笑)。ごはんは「タロクッパ」にすると別々に出てきますが、基本的にはスープの中に入って出てくるので、汁が多い雑炊のように混ぜながらいただきます。こちらのお店は、カットギ(大根キムチ)はもちろん、ペチュキムチ(白菜キムチ)がおいしくてぺろり、です。

 でも、考えてみると1万Wって、どんどんプサンも物価高になってるなぁ。前は3500Wぐらいで朝ごはんっていただけたのにね。

種類豊富!悩むよ・・・ラーメン。

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韓国のお土産の定番のひとつがラーメン。以前は韓国ラーメン=辛ラーメン、でしたが、いまは本当にいろんなことがあったから、ラーメンがあって毎回、迷いますー

定番は(⇒個人的な、です)
・辛ラーメン(最近はブラック、とかもありますよね。高級バージョンらしいです)
・安城湯麺(オレンジのパッケージ。マイルドな辛さ)
・コッコミョン(今までの韓国ラーメンが辛いのは「赤い」スープでしたが、このスープは「白」!!でも辛い!!スープに青唐辛子が入っているらしく、本当に辛い!でも、おいしい!)

それから、ラーメンではないですけれど、いつも買っちゃうインスタント麺が
・チャジャミョン(いわゆるジャージャー麺なんですけれど、もう、何年もの間、ハマってます・・・)
夏になると、食べたくなるのが
・ビビンミョン(冷麺の辛いバージョン、かな。麺と辛い味噌を混ぜていただきます)

わー。書いているだけで食べたくなりますっ。みなさんはどのラーメンがオススメですか?

プサンで買ったもの~テジカルビヤンニョム

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 韓国で「焼き肉」と言うと、プサンではやっぱりテジカルビ!サムギョプサル(豚肉の三枚肉)に代表される豚肉を焼くことが多いですよね。サムギョプサルはそのまま、焼いてもホント、おいしいし、韓国風にテンジャン(韓国の味噌)つけて、チョレギサラダ(ネギのサラダ)も入れて、サンチュやエゴマの葉っぱでくるりと巻いて食べるから、日本のようにお肉に味をつけたりしなくても満足しているんですけれど・・・

 それでも、焼肉屋さんにもある「ヤンニョムカルビ(味付けのカルビ)」がおうちに帰ってからもできればなぁーと思っていたんですよね。

 そしたら・・・ありました!あるはずです!!その名も「テジカルビヤンニョム」。つまりは、豚カルビの漬けダレ(ヤンニョム、というのは「薬念」と書くんですけれど、漬けダレ、合わせダレ、そんな感じのものを指します)。E-mart(韓国の巨大ディスカウントスーパー)で2150ウォン!安いですよね・・・びっくり。さっそく、豚バラを適当な大きさに切って、ビニール袋に入れて、タレを加えてよく揉んで、冷蔵庫で半日ぐらい置いてから、焼いてみました。甘・辛・コクなどがうまーく混ざり合った味で、もちろん、焼いたものをそのまま食べておいしい!!カンタンにヤンニョムカルビができて満足☆でした。

南浦洞・光復路が大きく変わっています

20140514-1399996475.jpg「はな」です。ちょっと暗くてわかりにくいんですけれど、ここ、わかりますか??KFC(ケンタッキー・フライドチキン)が見えますね・・・その隣はガラス張りのおしゃれなビル!な、なんと!!南浦洞の光復路で観光客の目印にもなってくれていた!?B&Cがあった場所に建ったんです。びっくり。あの、おいしいパン屋さんは?「まずかったら返金します」と日本語で堂々と書かれていたレストラン「おかめ」はどこに行っちゃったと思いきや、B&Cはすぐ近くにできたファッションビルの1階に入っているとのことで、これは次にプサンに行ったときにチェック!しようと思います。

 ちなみに、B&Cの向かい側にあった「パリバケ(パリスバケッド)」(パン屋さんも)工事をしていたし、この通り、本当に大きく変わっていくようですね。楽しみです♪

セウジョ(アミの塩辛)

20140417-1397668462.jpg 「はな」です。プサンのテジクッパ屋さんなどで見かけたこちら、「セウジョ(새우젓)」というそうです。日本語にすると「アミエビの塩辛」。味はとっても塩辛い!小さなエビに塩や唐辛子を入れて熟成させたものだということで、キムチを漬け込むときにも入れたりしますよね。これを入れるか、入れないかで味がぐぐっと違います。

 そんなセウジョですが、豚肉や豆腐との愛称がいいんですね。テジクッパにもちょっと入れるとぐーっとおいしくなりますね。でも、入れすぎると辛い!唐辛子の辛さよりも、塩の強さを感じます。「うまみ」もあるので、炒め物の隠し味にしたり、ニラやネギとさっと和えてもおいしいんです。市場に並んでいるのがおいしそうですが、持って帰るのに衛生面でちょっとだけ気になるので、スーパーでパックされたものがいいのかなぁと思います(小瓶で5000W しないぐらいです)。

 ごま油と一緒に何か、和えるとおいしそう☆ 韓国ごはんの記事って、ほんと、書いているだけでおなかすきます…ぐるぐる。

プサンといえば、テジクッパ

20140409-1396972604.jpg 「はな」です。韓国、特にプサンといえば、「テジクッパ」が思い浮かびます。いわゆる「ご当地グルメ」ともいえ、豚の骨などいろんな部位をじーっくりと煮込んだスープにごはんが入っています。テジクッパ・・・翻訳すると「豚のスープかけごはん」のような感じでしょうか。

 プサンでは至るところにテジクッパが食べられるお店がありますが、ビギナーさんにオススメなのは西面のその名も「テジクッパ通り」です。西面市場裏の通りにテジクッパのお店が並んでいます。お店の前には大鍋でスープをぐつぐつと煮込む姿もあって、そこを歩くだけでおなかが「ぐー」っとなりそうになっちゃいます(笑)。

 テジクッパはだいたい6000ウォンぐらいで(スープとごはん、別々にしてもらいたいときには「タロクッパ」を注文してください)、味はテーブルの上の塩・こしょうや一緒に出てくる「アミ(エビの塩辛)」やキムチで自分好みにしてください。

そうだ!釜山へ行こう!西面編

何かと忙しいので旅行に行けない…でも1日ぐらいなら…ってことで、北九州空港から飛んでいるスターフライヤーを利用して行ってきました。9時10分発で釜山到着が10時!帰りは20時05分釜山発で福岡到着は20時55分。10時間の滞在…。何がラクって荷物がいらない!(お土産用の空のスーツケース1つは必須ですけど)
あっという間に釜山に到着。イミグレーションで「日帰り?」と聞かれ、この旅の身軽さを実感したのでした。
10時間あると言っても、ムダなく動かなければ!今回行く所は西面と海雲台!

まずは空港からタクシー。運転手さんに「西面ロッテホテル、カジュセヨ!(行ってください)」西面までビューン!
おなかもすいたところで、本日1食目。食べ損ねた朝ごはん、「済州家」でアワビ粥を。ロッテホテルの裏手なので、便利!アワビ粥は特選(15000W)と普通(10000W)があって、今回は特選をチョイス。出てきたお粥を食べてるとお店の人が片言の日本語で「特選だったねー」と言いながら、私たちが食べてる器に横からアワビの切り身をどどーっと入れたのでした。忘れてたらしい…ってか特選ってアワビの量の違いだけなのね…器も同じ…。隣のテーブルには「ぐるプサ」持ったカップルが本を見ながら注文してました。なんだか感動…。

お腹もいっぱい。次はロッテ免税店に行かなくちゃ!
頼まれてたお土産やほしかった化粧品を買って…そして…ロッテ免税店のフリーの月刊誌チェック!8月は、なっ、なんとわがキム・ヒョンジュンが表紙ですー!ってか彼の特集だー!ラックに置いてあるのだけど、すべて中国語版…。前回は日本語版しか見あたらなかったのに…。
そうなんです。免税店、私たち以外日本人はいなかったような…その代わり中国人がたくさん。キャラクターも日本人に人気のグンちゃんが影を潜め、中国人に大人気のわがキム・ヒョンジュンの露出が増えてるという…うれしいような、寂しいような…。

となりのロッテデパートも一通りチェックして、地下にもぐって大賢プリモールへ。
この日の釜山は晴天、しかもかなり暑い。地下はさらに蒸し暑く、その中を数々の韓国コスメを探して歩きます。今回セールもなく、最近のウォン高で残念ながらあまりお得感はなかったけれど、ミシャ、イニスフリ―、フェイスショップなどでお気に入りの基礎化粧品などを買いました。ちょうど地下街の真ん中辺りにある「シンナラレコード」に立ち寄ってK-popチェック。新曲が出たばかりなのに、リダのCDが探せない…まっ、すでにネットで注文済みですけど…。
汗をかきながらプリモールをなんとか縦断したので、次は海雲台へ!
ここまでで、約3時間…まだまだ時間はたっぷり!
海雲台編へ続く…。

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