Home > Archives > 2011-09

2011-09

しみったれた飲み方ではないですよ...

飲み会でも韓国では誰でも参加OKだから特に事前に約束していなくても大丈夫。集まってがーっと飲んで食べて…という感じなんですって。
飲む量も半端無く…でもそのときの支払いが気になるところ。
お聞きするとみんな適当に出して、足りなければ、ある人が出す。無い人は次回あるときに出せばいいから。
もし1次会で他の人がたくさん出したとしたら、じゃ2次会は私が出すわ…的なノリなんだそう。割り勘という感覚があまりないのですね。

日本では飲み会の幹事が支払いで困らないように事前に料金を徴収する会費制とか、足りなければそれを頭数で割って徴収とか(文にするとセコい匂いがプンプンするな…)しますよと言うと、先生が、だから日本には食べ放題、飲み放題があるのよって。韓国にはないそうです。やったら店がつぶれるから(って、これはまた別の話って気がしますが)。
時間制限があっても、飲み放題ならたくさん飲む人がいても安心…って思いますよね。幹事に迷惑かけることもないし…と言うと、先生が日本の飲み会だと幹事さんが大変だから、幹事無料とかあるんでしょと言われ、ある!ある!…。

支払いのこと、お金のことを考えながら、飲んだり、食べたりしたくないでしょ?と言われ、いつも考えて飲んでる訳ではないけれど、
他の人と飲んでればやっぱり支払いのことは会費制じゃない限り、
頭の片隅をよぎるな...と日本人の私は思うのでした。

日本人ちっちゃ!?...いやいや相手への配慮です...

K-pop講座は、今回も脱線。またまた韓国と日本の質問合戦になってしまいました。
今回はつきあい方(男女間ということではなく、飲み会や親戚間などの)からお金に関することなどなど。
先生が自分の家に友人等を招いたとき、思うこと。
食事の用意をしていて、お手伝いしてくれる人達が例えばチヂミを切るとき、「何枚に切ったらいいですか?」と聞かれるので最初はなぜ?と不思議だったようです。何人で食べるかによって一人何切れになるかを考えて切ろうとする日本人。
チヂミって丸ですね。韓国では食べやすい大きさに縦、横と格子に切っていくのに、そういう時、日本人は一つのサイズが同じになりやすいピザ式で切ることが多いと。端っこの不揃いの部分が当たる人がいないようにという配慮ですが、当然のようにやっていて気づかないことなんだけど、改めて指摘されるとなんか日本人ちっちゃって...。
お寿司でも、先生は自分の好きなネタは食べるけれど、嫌いなネタには手をつけずにいると、日本人から「このネタまだ食べてないでしょ?私たちは食べたから…」と言われることが多々。食事中の自分の会話よりもお寿司の数をかぞえているのかなと思ってしまったけれど、今は日本の人は自分の分、他人の分と明確に分けているからだろうとの結論に。
韓国の人はそういうことはまったく気にせず、楽しく飲んで食べれたらいいと。
これって食事マナーのところでそれぞれ取り分けて食べる日本人と鍋から直接みんなで食べる韓国人と比較しましたが、それと通じますね。

ちょっとしたことでも、思うこと感じることって違います。先生とお話ししてみて目から鱗ということがたくさん。
今回はホームパーティーでの一コマでしたが、次回は飲み会比較を。

2011年の秋夕(旧暦のお盆)は9月12日

 韓国のお店などでは「年中無休」と書いてあっても、旧暦のお正月(ソルラル)や旧暦のお盆(秋夕:チュソッ、チュソク)にはお休みをするところが多くあります。その日だけでなく、その前後に連休を取ったりするところもあり・・・旅行に行ってあれれ?ということになったりもするので、お気をつけくださいー!

日本のドラマにキム・テヒ登場!

K-popにはまった日本人主婦が韓国に行って、歌手を夢見る韓国人青年に出会うドラマ「のりこ、ソウルへ行く」の話題は少し前にアップしました。高島礼子さんとFTIslandのボーカル、イ・ホンギくんの共演です。これは韓国KBSの秋夕特集のドラマですので、いつ日本で観れるのでしょうか?気になるところですが、日本でも日韓スターの共演ドラマが始まります。
フジテレビで10月スタートのドラマ「僕とスターの99日」キム・テヒさんと西島秀俊さんが共演。キム・テヒと言えば、ソウル大卒の美人さん。韓国ドラマ「アイリス」でご存知の方も多いかもしれませんね。
このドラマは、フジテレビのHPから抜粋させていただくと
「『いちばん近くて遠い恋』をテーマに、キム・テヒ演じる韓国から日本に撮影にやってくる大スターと、彼女の専属ボディガードを務めることになった西島秀俊演じる地味な独身男の、契約期間である99日間に織りなされる、最高に凸凹で、誰にも言えない期間限定の秘密の恋を描く。手を伸ばせば触れられる距離なのに、いちばん遠くの存在―そんな一番近くて遠くにいる女性と、突然“最後の恋”に落ちる一人の男の、切ないけど笑える、胸キュン度100%のラブストーリー」。
ラブファンタジックコメディー…楽しみ♪10月から、毎週日曜の21時スタートです。

おもてなしいろいろ...

K-pop講座番外編、今回は住に関する日韓比較…さらにおもてなしの比較へ。
先生から、日本の人はどうして知り合いを家に招かないの?と質問されました。親しくなってもなかなか家に呼んでもらえないから拒絶された感じがしてさびしいと。韓国ならすぐに「ご飯食べにおいで!」「泊まっていけ」という話になるのにと言われました。
それはですね、先生!日本人は人をお招きするとなるとそれなりに準備するのですよ。部屋の掃除、ある程度のおもてなし料理、お泊まりいただく布団の準備、そうそうお風呂もお入りいただくわね…タオル、歯ブラシ、朝食は…などなど考えてたらめんどくさっ…じゃなかった、前もっての準備があるからなかなか簡単に泊ってと言わない…ちらかった部屋に招くのは失礼かななどと思うので、かなり親しくならないとそこまでお誘いしないのですね。私はそれが日本人の奥ゆかしさにつながると勝手に思ってるのですが、韓国の人からみればそれは冷たい関係にうつるのですから文化の違いって難しいけれどおもしろい!
日韓の家の違いに話がおよんで、韓国の最近の家って天井が高くて広いですねと言うと、先生が「そんなことはないですよ。広く見えるのは物が少ないからです。反対に日本は物が多すぎ!家具もあれこれ置いてるし、廊下部分を広く取りすぎ」と言われました。韓国では玄関を入るとすぐリビングでそこから各部屋に続いていて、廊下などより各部屋を広く取るのが信条。合理的です…日本はゆとりのある住を求めているので空間は大事で…って、これも食に通じますね。
先生のご自宅のリビングはソファーとテレビだけで、ゴロゴロしながらテレビが見れると。日本だとソファーにテーブル、対面にも椅子、飾り棚などなど。ご主人は日本の方ですが、先生の親戚が来ることになったとき全員が座れるように人数分の座布団を買おうと言ったのを先生が阻止したと。日本人の私にはご主人の行動がものすごく理解できますね~。現に家の押入れにはいざというときのためのおざぶが…。そうなんです、日本人の家にはこの「いざというときのための○○」というのが多いですよね?
まず人を自分の家によんでフレンドリーにおもてなしをする韓国と、準備をしてから人をおもてなししたい日本。どちらも相手に対するおもてなしの気持ちに差はないのに、やり方がちょっとちがう…お隣の国なのに、この違い...興味がつきません。

過去ログ一覧...

Home > Archives > September 2011

Search
Feeds

Page Top